Terrain ルールと Terrain 描画
テレイン描画は、周囲との接続に合うタイルを選び、草地の縁、水辺、道、壁などを描く機能です。タイルセットに接続ルールを設定し、タイルマップレイヤーでテレインを選んで描きます。
タイルセットの読み込みとマップレイヤーの作成は、タイルセットとタイルマップをご覧ください。

対応範囲
矩形またはアイソメトリックのタイルマップレイヤーで使います。六角形レイヤーは通常のタイル描画に対応しますが、テレインルールによる描画には対応しません。
基本概念
Terrain セット
テレインセットは、Corner、Edge、Mixed のいずれかのモードで、テレインとタイルのルールをまとめます。一つのタイルセットに複数のセットを作れます。作成時にモードを選び、別のルール構造が必要なら別のセットを作ってください。
Terrain
テレインは草地、道、水面などの種類です。名前、表示色、任意の代表タイルを設定すると、リストやルールのオーバーレイで識別できます。
表示用の設定だけでは接続は決まりません。タイルの角や辺のマークが、その位置のテレインを決めます。一枚の異なる位置に別のテレインを付け、同じセット内の境界を表せます。
ルール位置
ルール位置は、タイルの角や辺にテレインを割り当てます。マークのない位置にはテレインがありません。ルールエディターの Erase Terrain はマークを消し、マップ側の Terrain Eraser は描画したテレイン状態を変えます。対象となる工程が異なります。
Terrain セットのモードを選ぶ
素材の接続を表すために必要な位置を選びます。
| モード | ルール位置 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Corner | 四つの角 | 角の組み合わせによる接続。 |
| Edge | 上・右・下・左の辺 | 道など、辺でつながるパーツ。 |
| Mixed | 四つの角と四つの辺 | 両方の条件が必要な素材。 |
Mixed は設定する位置を増やすモードです。別のモード向けに作られたルールが自動で改善するわけではありません。

Terrain ルールを作成する
必要な直線、縁、角、接続タイルを用意して正しく分割した後、次の手順で設定します。
- タイルセットを選び、タイルセット ▸ Terrain ルールを編集、またはパネルのテレイン領域にある編集を開きます。
- テレインセットを追加し、名前とモードを選びます。
- 境界に必要なテレインを追加し、表示用の属性を設定します。
- テレインを選び、右側のタイル上の有効な位置にルールを付け、オーバーレイを確認します。
- OK で変更を適用します。
画像の番号はこの手順に対応します。同じセット内のテレインは共通のモードを使います。

ルールを編集・確認する
| 操作 | 使い方 |
|---|---|
| 描画 | テレインを選び、有効な角や辺をクリックまたはドラッグします。 |
| 消去 | Erase Terrain を選び、消したいマークをクリックまたはドラッグします。 |
| 取得 | デスクトップでは右クリック、モバイルでは長押しします。マークがあればそのテレイン、なければ消去を選びます。 |
| 確認 | オーバーレイの表示切り替え、輪郭線や塗りの不透明度調整、アトラスのズームや全体表示を使います。 |
| 取り消し/やり直し | ルールエディター内の変更を修正します。 |
OK までは下書きとして編集されます。キャンセルで今回の編集を破棄します。未保存の変更がある状態で閉じると、保存、破棄、キャンセルを選べます。
オーバーレイを理解する
設定済みの角や辺がテレインの色で示されます。素材の接する部分を比べ、直線、角、終端、交差点に一貫したマークがあるか確認してください。どのテレインにも属さない位置はマークなしにします。
代表タイルはリストのプレビュー用です。なくてもルールは照合できますが、プレビューだけでは欠けているルールを補えません。
ルールの網羅性とマッチ結果
テレイン描画は、用意されたタイルとルールの組み合わせから結果を選びます。素材にない角や、新しい接続画像は作成しません。
結果が意図と異なる場合は、セットのモード、必要なタイルの有無、角・辺のマークを確認します。周囲に別のテレインや不要なマークが残っていないかも確認してください。
同じルールのタイルを複数用意し、見た目に変化を付けられます。タイルのプロパティにある確率は、同等の候補間の選択に影響します。有効な接続ルールの代わりにはなりません。
タイルマップレイヤーで Terrain を描く
- 編集可能な矩形またはアイソメトリックのタイルマップレイヤーを選びます。
- タイルセットパネルで対象のタイルセットを選び、テレインのタブを開きます。
- 設定済みのセットとテレインを選びます。
- ペンでキャンバスに描きます。
対象のテレイン状態が更新され、周囲の影響するタイルも再計算されます。描画した領域との接続が変わると、隣のタイルの見た目も変わる場合があります。
Tile / Fine モード
- **Tile:**セル全体に適用し、広い領域を続けて描くときに使います。
- **Fine:**ポインター下の角や辺を変え、局所的な接続を修正します。Corner は角、Edge は辺、Mixed は両方を対象にします。
パネルの Terrain Eraser を選ぶと、テレイン状態を消して周囲を再照合します。スポイトでは、既存のマップから識別可能なテレインを選べます。


よくある質問
| 問題 | 確認点 |
|---|---|
| テレインを描けない | ロックされていない編集可能な矩形・アイソメトリックのレイヤーを使い、テレインと有効なルールを確認します。 |
| 縁や角が合わない | 必要なタイルが存在し、マークがセットのモードに合うか確認します。 |
| 描画すると隣も変わる | 編集した領域の周囲で、接続を再照合するためです。 |
| オーバーレイで細部が見えない | 一時的に隠すか、塗りの不透明度を下げます。ルールは残ります。 |
| 別のモードが必要 | 新しいセットを作り、そのモードでルールを付けます。 |
サンプルファイル
サンプルファイルから作品をダウンロードし、描画できるルールの設定を確認できます。