一部形式を直接編集せずインポート/エクスポート対応にしている理由
サードパーティのファイルを扱う際は、ユーザーデータを保護することを最優先にしています。Aseprite(.ase / .aseprite)やPhotoshop PSDのようなフォーマットは進化を続けており、タイルマップレイヤー、スマートオブジェクト、レイヤースタイル(ドロップシャドウ、ベベルなど)といった各エディタ固有の機能に依存します。Respriteは現時点ですべてを実装していないため、直接上書きすると情報が失われる恐れがあります。
そのリスクを避けるため、Respriteではインポート時に.respriteプロジェクトへ変換し、ユーザーが明示的にエクスポートしたコピーにだけ書き込みます。これにより元のファイルは無傷のまま残り、変換後のプロジェクトも安心して編集できます。
デスクトップ版ユーザーからは直接読み書きしたいという要望も受けています。人気形式で安全な往復(round-trip)が保証できる段階になったら、希望者向けのオプション設定として実装する予定です。