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カラーコントロール

パレットウィンドウはRespriteの色管理ハブです。自由配置や補間、サンプリング、プリセット管理に対応し、プロジェクト間で一貫したカラーストーリーを維持できます。

パレットウィンドウの基本

/doc-imgs/palette-view.jpeg
パレットウィンドウ
  • 並び替え:スウォッチをドラッグ&ドロップして任意の位置へ。
  • 削除:スウォッチをウィンドウ外へドラッグすると削除。
  • ペンカラーに設定:スターアイコン /doc-imgs/set-color-btn.jpeg をタップして選択中の色をアクティブなペン色に設定。

パレット設定を調整

Preferences ▸ Palette でパレット周りの挙動をカスタマイズします。

/doc-imgs/palette-setting.jpeg
パレット設定

主要オプション:

  • Show pen colour:現在のペン色をトップバーまたはパレット内に表示。
  • Item size:画面解像度に合わせてスウォッチサイズを調整。
  • Palette presets manager:プリセットライブラリを開き、読み込み・保存・デフォルト設定を実行。
  • Max sampled colours:キャンバスからパレットを生成する際に抽出する色数の上限。

カラー補間

2 つの境界色の間を自動で埋めます。

パレットの隙間を補間

Resprite v1.6 以降では行・列どちらでも補間可能。端のスウォッチを選び、補間コマンドで中間色を生成します。

パレット補間の手順

キャンバスからサンプリング

作品から直接パレットを作成できます。

キャンバスからパレットを抽出
サンプリングのヒント
  • カラー抽出用の参照画像に JPG を使うと、圧縮の都合で微妙な差異が大量のスウォッチを生むため非推奨です。
  • Max sampled colours で生成される色数を制限しましょう。
  • Respriteは色分布を解析して近い値をクラスタリングし、上限内でバランスの取れたパレットを返します。

クリア・インポート・エクスポート

Menu ▸ Palette から現在のパレットをクリアしたり、ファイルの読み書きを行えます。

/doc-imgs/palette-menu.jpeg
パレットメニュー

対応フォーマット:

  • GPL (.gpl):GIMPなど多数のエディタで使われる標準形式。
  • RPL (.rpl):RespriteのJSON形式で、グリッド上の位置情報も保持。

パレットプリセットマネージャー

Preferences ▸ Palette または Menu ▸ Palette ▸ Load からアクセスします。

/doc-imgs/presets-manager.jpeg
プリセットマネージャー

同梱プリセットを読み込む、自作パレットを保存する、新規スプライトのデフォルトパレットを指定するといった操作が可能です。

Like Indexed モード

Menu ▸ Palette ▸ Like Indexed を有効にすると、スウォッチとそれを使用している全ピクセルがリンクされます。スウォッチを編集するとキャンバスも即座に更新され、全体的な色調整に便利です。

クラシックなインデックスカラー方式に近い挙動です。非常に大きなスプライトではフレーム再割り当てに時間がかかる場合があります(デスクトップ&Android版は今後対応予定)。

カラーピッカーダイアログ

カラーピッカーは複数のレイアウトとスライダー構成を提供します。

/doc-imgs/color-picker-with-sliders.jpeg
スライダー付きカラーピッカー

最小限のワークスペースにしたい場合は、ペンカラーをパレットまたはトップバーに表示し、独立したカラーピッカーを閉じても構いません。パレット/カラーピッカーのレイアウト設定は Preferences ▸ PalettePreferences ▸ Interface にまとまっています。