Resprite iOS R55:ワークスペースレイアウト、倍率検出、楕円選択
Resprite iOS R55 をリリースしました。 今回の更新は、「作業状態の切り替えを速くすること」と「細部確認の精度を上げること」に重点を置いています。ワークスペースレイアウトで保存済みのウィンドウ配置を切り替えられるようになり、倍率検出で拡大済み素材をドット編集しやすい基準サイズへ戻しやすくなりました。さらに、楕円選択で部分編集の幅が広がり、新しいスポイトルーペでキャンバスやリファレンス画像からの色取りも確認しやすくなっています。あわせて、パレット取り込み、プレビューウィンドウ制御、レイヤー定位、Material Sphere の Undo まわりも磨き込みました。

新機能
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ワークスペースレイアウトを追加し、複数のウィンドウ配置を保存・管理・読み込みして、制作内容に応じてすばやく切り替えられるようになりました。
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Sprite Size ダイアログに「倍率を検出」を追加しました。現在のフレームに対する整数倍の拡大率を推定し、ドット単位の編集を続けやすい幅と高さを自動で提案します。
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楕円選択を追加しました。矩形選択と同じ Replace / Add / Subtract モードに対応し、正円制約、中心からの作成、ショートカット切り替えも使えます。
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色取り中にスポイトルーペを表示できるようになりました。キャンバスやリファレンス画像から色を拾うときに、拡大ピクセル表示、現在位置の十字、前色 / 新色の比較リングが表示され、狙った色を確認しやすくなります。

改善点
- グリッドスナップが有効なときは、選択ツールと図形ツールのリアルタイム寸法表示を隠し、グリッド単位の操作と意味がぶつからないようにしました。
- GPL パレット取り込み時に行幅のライブプレビューを先に表示し、Replace / Append を選ぶ前に最終レイアウトを確認できるようにしました。
- パレットプリセットマネージャーで実際のファイル名を表示し、
.rplや.gplなどの拡張子もそのまま残すようにしました。 - パレットプリセット一覧のデフォルトサイズを広げ、システム標準のより滑らかなスクロールビューに変更しました。内側の枠線、背景、選択状態の見た目も統一されています。
- 現在のファイルへ読み込む場合もプリセットへ保存する場合も、パレット名はデスクトップ版と同じく元ファイル名を基準にするよう統一しました。
- GPL パレット取り込みプレビューに元ファイル名を表示し、いま取り込んでいるファイルを確認しやすくしました。
- ギャラリー内の「複製」と「コピー / ペースト」の命名規則を統一しました。複製では「元名のコピー」系の名前を作成し、コピー / ペーストでは可能な限り元名を維持し、同名がある場合だけ連番を付けます。
- 文字挿入時のフォント一覧を表示名による自然順ソートに変更し、大文字始まりと小文字始まりのフォントがまとまって見えるようにしました。
- キャンバスからレイヤー選択したとき、対象が折りたたみグループ内や現在のタイムライン表示範囲外にあっても、親グループを自動で展開し、対象レイヤーまでスクロールするようにしました。
- CFT パネルの折りたたみボタンをパネル内部へ移動し、再表示ボタンはより見やすいフラットスタイルに変更しました。上下ドック時の配置やタップしやすさも改善しています。
- インポート、リモートリソース権限、45°対称関連の一部多言語UI文言を見直し、大文字小文字や翻訳表現を整理しました。
- 一括書き出しは現在のファイル完了後にキャンセルできるようになりました。キャンセル可能な loading では「Canceling...」を表示し、完了後に「Canceled」を通知します。
- View メニュー内の補助描画系項目を整理しました。Tiled Mode は Symmetry Tool の下にある専用サブメニューへ移し、Reset to Center は Symmetry Tool サブメニューの末尾へ分離して配置しています。
- プレビューウィンドウのヘッダーにアクションバー表示切り替えを追加し、Tiled Mode と Preview Play をアクションバー側へ移しました。ヘッダーボタンの密集を減らしつつ、前回の表示状態も保持します。
- プレビューウィンドウのアクションバーに水平反転 / 垂直反転を追加しました。通常プレビューとタイルプレビューの両方で同じミラー状態を共有します。
- キャンバス、プレビュー、リファレンス画像、キャンバス内リファレンス画像のズーム段階と最小倍率を統一しました。いずれも 1% まで縮小でき、ダブルタップやフィット表示の循環も同じ段階を使います。
修正
- カーソル書き出しのホットスポット記憶数に上限を設け、大きなスライス文書で書き出し設定が膨らみ続ける問題を防ぎました。
- iPad で「大きい変形ハンドルを表示」をオフにしたとき、自由変形の角・辺・回転・等比縮放ハンドルが指でつかみにくく、タップが抜けることがある問題を修正しました。見た目のサイズはそのままに、タッチ判定だけ大きいハンドル相当にしています。
- Material Sphere の方向光と環境光の色 detail を1回のポップアップ操作中に編集した際、Undo 履歴が複数に分割される問題を修正しました。ポップアップを閉じた時点で1回の色変更としてまとめます。
- Material Sphere で Undo / Redo 後に、主方向光・補助光・環境光の色ボタン表示が古いまま残る問題を修正しました。ボタン表示が球体レンダリングと現在状態に同期します。
- Material Sphere の方向光の方向ポップアップ内で、1回の表示中の複数回タップやドラッグが複数の Undo 履歴に分かれる問題を修正しました。ポップアップを閉じた時点で1回の方向調整としてまとめます。
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